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文化・芸術との出会い

講演会「文化芸術は、未来を育てる力になる。」開催しました。


第1部 基調講演
演題: 「ある」を味わう ~生きていくための杖としての文化~
講師: 永山 智行 氏(劇団こふく劇場 主宰)
地域や立場、境遇に左右されず、誰もが等しく文化芸術と出会う機会を持つことの重要性が語られました。
永山氏は、効率や成果が優先される現代社会において、一度立ち止まり、他者の言葉に耳を傾け「訊く」の重要性、目の前にあるものを「味わう」ことを提唱しました。文化芸術体験とは、単なる娯楽の享受に留まらず、私たちが「今、ここに生きている」という真実を互いに肯定し合うための不可欠な営みであると述べられました。
他者との関係性の中で自己を再発見し、豊かに生きるための根源的な力—すなわち、困難な時代を歩むための「杖」として文化芸術を捉え直す機会となりました。
第2部 トークセッション:どこでも、だれでも、等しく文化芸術との出会いの機会を。
登壇者:
山森 達也氏(アーツカウンシルみやざき プログラムディレクター)
豊福 彬文氏(んまつーポス 代表)
香月 保乃氏(一般社団法人宮崎県ジャズ協会 代表理事)
土田 浩氏(NPO法人みやざき子ども文化センター 理事)
永山 智行氏(劇団こふく劇場主宰 / コーディネーター・基調講演講師)
宮崎の文化芸術シーンを牽引する5名の登壇者が、それぞれの経験や想いを交えながら「どこでも、だれでも、文化芸術との出会いの機会や未来を育てる力」について深く語り合いました。
登壇者からは、それぞれの文化芸術との出会い、印象深いエピソードが語られ、議論の中心となったのは、子どもたちの可能性を広げるための大人の役割や、AI時代における人間ならではの営み、そして文化芸術が担う持続可能な地域づくりについてでした。
人と人が直接向き合い対話を重ねることこそが「共に生きる」ことを実感させる根源的な文化活動である、という本質的な視点が示されたほか、地方における文化活動のあり方として、「ないもの」を嘆くのではなく、今ここにある資源や繋がりを活かしてより良いものを創造していく姿勢の重要性が強調されました。
最後は、参加者一人ひとりがそれぞれの場所で「今あるもの」の価値を再発見し、豊かさを分かち合いながら、笑顔で歩んでいける社会への期待を込め、セッションは締めくくられました。
≪この講演会は、令和7年宮崎県出会い・子育て環境づくり支援事業を受けて開催いたしました。≫
主催:NPO法人みやざき子ども文化センター
後援:宮崎日日新聞社、NHK宮崎放送局、MRT宮崎放送、UMKテレビ宮崎、劇団こふく劇場、一般社団法人宮崎県ジャズ協会






